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働くルールを理解してこれからの働き方について考えよう!

電通事件

電通の長時間労働改善計画:電通はプロモーションが上手すぎる!

電通が、長時間労働の是正に向けた改善計画を発表しました。プロモーションに秀でる電通が、どのような改善計画を発表したのでしょうか。電通が発表したプロモーションの内容について検証します。

広告業界のガリバー電通が一寸法師になっても鬼十則を退治できる

刑事訴訟法によると、被告人が法人であるときは、その代表者が訴訟行為について代表することになっています。したがって、電通の山本社長が公判で何を述べるかに注目が集まっています。

電通略式起訴:電通の入札参加停止がどこまで及ぶか注目していこう

電通の略式起訴を受け、京都市および神奈川県が行政処分を決定しました。これまで多くの官公庁・団体が、電通起訴の際は処分を検討すると表明していました。今後、電通に対する処分がどこまで広がるか注目です。

電通違法残業事件:幹部が起訴されていたら何%の確率で有罪となっていたか

電通の違法残業事件で、東京地検が、幹部らについては起訴猶予の処分を下しました。検察は、その理由を、幹部らに違法性の認識が薄かったためとしています。では、上司らが確実に違法性を認識するように企業風土を変えるにはどのようにしたら良いでしょうか?

有効な労使協定とは何か:電通は無効な36協定を放置し違法残業を強制

電通が、36協定が無効なまま、なおかつ従業員に違法な長時間労働を強いていたことが東京地検の指摘により発覚しました。有効な労使協定とは何かについて考えます。

違法長時間労働の罪で個人の刑事責任が追及されるのはどんな場合か

電通事件では、事業主としての電通は起訴されましたが、違法長時間労働を命じたとされる電通幹部の起訴はありませんでした。そこで今回は、違法長時間労働の罪で個人の刑事責任が追及されるのはどんな場合かについて考えます。

隷属なき道:高橋まつりさんの母の書評があまりに正論過ぎるという事実

現代ビジネスに、高橋まつりさんの母幸美さんが書かれた書評ががありました。この書評は、現代日本の雇用の問題点を鋭く洗い出しています。

労基署は長時間労働による心理的負荷をどのように定量化しているのか

長野県内のヤマト運輸営業所で従業員の男性がパワハラを受け自殺したとして、遺族が約9500万円の損害賠償を求め提訴しました。 平成25年10月には、電子関連機器製造のイビデンでもパワハラ自殺がありました。今回は、イビデン・電通・ヤマト運輸の3…

電通事件:労働基準法の両罰規定とは何を意味するのか

電通に対する捜査は国策ではありません。長時間労働や過重労働の社会的関心の高まりから、違法長時間労働の捜査は国民の多くが望んでいます。今回は労働基準法の両罰規定について述べます。

過重労働撲滅特別対策班(かとく)は驚異的な起訴率を誇っている

厚生労働省には、労働局・労働基準監督署のほかに過重労働撲滅特別対策班(通称かとく)と呼ばれる過重労働の捜査を行っている特別の組織があります。かとくは、全国平均に比べ、驚異的な起訴率を誇っています。

電通事件:違法残業の故意性の認識を立証するにはどうしたらよいか

上司から労働基準法に違反する指示を受けた場合どのように対処したら良いでしょうか。電通事件を題材にこの点について考えます。

労働基準監督官が密かにブラック企業で就業したら強烈な抑止力になる

電通が労働環境改善のため「独立監督委員会」なるものを設置するというニュースがありました。はたしてこれは有効な手段となりうるでしょうか。

電通と三菱電機 自治体への入札参加においてChanges for the worseに

昨日、滋賀県が電通と三菱電機に対し1か月間の入札参加停止を決定しました。これから先いったいどのように変化していくのでしょうか?

JRAが電通の入札停止 滋賀県も方針を固める

JRAは電通を1か月間の指名停止処分にしました。また滋賀県は、電通を入札参加停止にする方針を固めた模様です。なお、滋賀県では近江牛のPRを電通に委託していたそうです。